このお話は まるでわらしべ長者のように
ダヤンが つぎつぎに友達と出会って
困っているなら 役に立ちたいと思い
できる限りの手助けをすると 思いがけず
代わりに 素敵な贈り物をもらっていくというお話です
はじまりは 歯が痛くてたまらない ダヤン
明日はお祭りだというのに
歯医者に行くことを考えるだけで ドキドキしちゃう
ところが 歯の痛いのを少しの間忘れるくらい
ダヤンはいつも 自分のできる限り 相手を助けようと思います
そして お礼の贈り物を受け取ると
それだけでもう 幸せな気持ちになっちゃうダヤン
さいごは歯も治って ダヤンは叫ぶのです
ああ ぼくはなんて運のいいねこなんだ!!
2025年ほるぷ出版刊行
パステル・色鉛筆
イギリスの数え歌 マザーグースに魅せられた作家が
占い界の寵児 鏡リュウジ氏と組んで作りました
1枚のカードを引いてみれば その日のあなたの運が分かる
ワンオラクル!
全てのカードは30枚あって たくさんのベイビーダヤンがでてくるのも魅力
イラストの可愛さも相まって とても人気になっている作品です
本当はそれぞれに素敵な物語の背景があります
例えば表紙にもなっている「ベイビィダヤン、ロンドンへ」
さて どんなお話なんでしょう?
ロンドンから来たお話売りのお話はいかが?
誕生日の朝 ダヤンが出会ったのは不思議なコートを着た
長いおひげのお話売りの おじいさん
「お話コートから ひとつえらんでご覧」
お話コートには たくさんのお話が織り込まれ どれも読みたくなります
するとコートの裏には 黒いモコモコ帽子をかぶった ダヤンがいました!
「これ!」思わずダヤンが叫ぶと
「これは女王会いたさに ロンドンに行った子猫の話さ」
おじいさんは 長い長いなが~いお話を始め ダヤンは思わず居眠り…
果たしてダヤンにそっくりな子猫は 最後に女王様に会えたのでしょうか?
2012年白泉社刊行
パステル・色鉛筆
お話しコートは“タフィおじさんのおはなしコート”より
タロットカードは本来22枚の絵札「大アルカナ」と
56枚の「小アルカナ」でフルセットになります
22枚の大アルカナの絵札は、タロットの核心
タロットで決まっている絵札の意味と世界を
わちふぃーるどの登場人物に合わせたのが
この本のために、描き起こしたタロットカードです
手引き本の中では、占星術で第一人者の鏡リュウジ氏が
タロットの世界とその意味を解説
わちふぃーるどの世界観や 絵札に描かれた動物、魔物たちのイメージと
見事にリンクしていることに驚かれるでしょう
フォーチュンカードに先駆けた 占いのこの本は
きちんと占うことで 不思議で落ち着いた気持ちになれます
鏡リュウジ氏の カードの解説も優しさにあふれているため
どのカードを引いてもちょっと前向きに 今日一日頑張ろう!
となりますよ
2005年白泉社刊行
パステル・色鉛筆
ひげの先から物語が変わった
ジタンのタイプライターは まるで音楽
こぼれた文字は
ひげの先から 物語を変えていく
1998年『タシルの街とフォーンの森』
パステル・色鉛筆
ほるぷ出版
アニバーサリーのお皿コレクション
ヨールカってなんだ